始末のいいくらし。

日々の暮らしをていねいに、を目標に、日々の暮らしについてを書いていきます。

必要なもののさじ加減。

私の記事を読んで、「毎日そんなに捨てて、ゴミ屋敷に住んでるの?」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

決して、ゴミ屋敷ではありません。

 

足の踏み場がない、収納の扉を開けると雪崩のように物が落ちてくる、なんてこともありません。

 

その都度その都度、必要ではなくなったもの、壊れてしまったものは捨ててきました。

 

でも、それなりに収納も、中がいっぱいで、棚の上とか、タンスの上にもモノが乗ってて、床の上にはモノはそんなにないけど、それなりにモノがある状態でした。

 

でもある日、ずっと大切だったと思っていたものを、急に手放したくなって、思い切って処分してみたら、なんだか心が軽くなって、あのこだわりは何だったんだろう?と思うようになりました。

 

4月にあふれんばかりのゴミを出したとき、本当にモノへのこだわりがなくなったような気がします。

 

そして、6月の地震で、大した被害はなかったものの、それでもやっぱり置いているモノが多いことで部屋がぐちゃぐちゃになったりして、もしも寝ている時、もしもその部屋にいた時、と考えた時、モノに殺されてしまうこともあるのではないかと思いました。

 

いつすべてを失うときが来るかもしれないし、家が全壊になったら、水に浸かったら、もしかしたら何ひとつ使えるものがないかもしれないし、と思うと、大事に取っておく価値はないのかもしれない、と思いました。

 

先日も書きましたが、モノは使ってこそなんぼです。

 

今日も、使ってない食器を捨てました。

 

実は必要なものはそんなにないのです。