作るものの定義。
私は、ミシンを使います。
服を縫ったり、カバンを作ったり、ハンカチを作ったり、ファスナーをつけたり、ミシンを使うことなら何でもします。
ミシンのない人生なんて、考えられません。
というのは本当で、縫い物が好きなので、ミシンに限らず、手縫いのものでも何でもします。
それで、ミニマルな生活を心がけている私にとって難題なのが、布の在庫。
店に行けば、いくらでも欲しくなってしまい、ついつい買い過ぎてしまう傾向にありました。
それで、部屋を片づけていくにあたり、自分の持ち物も見直すことになって、その持ち物の1つに布地があったんです。
ミシンが置いてある部屋のクローゼットに、平置きにして置いていたのですが、全部出してみれば、丈の長い服をクローゼットにかけていない分、結構な枚数で、部屋を埋め尽くすほどありました。
毎日縫ったとして、毎日完成するとして、ざっと半年以上はいけそう。
どう見ても持ちすぎですね。
なので、3ヶ月ぐらい前に布自体を整理して、3分の1に在庫を減らしました。
そして先日、クローゼットの中にイスをしまうために、布を全部空いた衣装ケースに入れたのですが、軽く2個分、しかも防虫剤も入れられないほどパンパンになりました。
ずいぶん減らしたつもりなのに、あまりの多さに驚きました。
そこで、決めたことがあります。
今すぐ作業に取り掛からないものは材料を買わないことです。
こうすれば、布の在庫ばかりが増えていくこともありません。
どんどん欲しくなる自分の欲求も、セーブできます。
趣味のものはどんなものでも増えがちですが、今日やらないものは買わない鉄則は、効果的だと思います。
私も、すっかり作りたい欲求だけで布を買うことがなくなりました。
とりあえず今は、家に在庫のある布だけで何とか、作品に作り変えようと思います。