始末のいいくらし。

日々の暮らしをていねいに、を目標に、日々の暮らしについてを書いていきます。

ありがとうの気持ちをこめて。

今までずっと裁縫をしていたので、布地をたくさん家に置いていました。

 

でも、裁縫とは全然違う職業について、ミシンを触る機会もぐっと減ってしまい、なかなか時間を取ることもままなりません。

 

それで、どんどんほこりをかぶっていく布地で、買ったときはこれを作ったらすてきだなとか思っていたのですが、もう何年もたってしまうと、その布地も今の自分には似合わなくなり、作る意欲もなくなってしまうというか、置いておいたところで、果たしてその布地を製品にするときが来るのかと、ふと考えてしまいました。

 

そんなにお安い布地ではないので、正直値札がつきっぱなしのものを見ると、ついついもったいない根性が顔を出しますが、でも、今の自分にそぐわないものをずっと手元に置いておくのもどうなのかと考えて、ここは一旦離れてみることにしました。

 

いざなくしてみると、心の中がスッキリしたというか、どこか罪悪感が残っていたのですが、それも処分した布地とともに、一緒に処分できました。

 

今度何かを作るときには、決まった数だけ、絶対作ると決めたものだけを手に入れようと思います。

 

それが処分した布地の供養になることを信じて。