始末のいいくらし。

日々の暮らしをていねいに、を目標に、日々の暮らしについてを書いていきます。

道具がいろいろなくても。

掃除機を使わない生活をし始めて、早20日、もうすっかりペースもつかめて、慣れました。

 

気がつくとちょこっと掃除ができるので、掃除機を出したりしまったりの手間よりは、ずいぶんとラクになりました。

 

ほうきを使った後は、必ず雑巾がけをしているのですが、それにももうすっかり慣れて、いつも床はサラサラなので、とても気持ちがいいです。

 

ということは、何度か今まで記事で書いていて、もう知ってるよ、と思って下さる方もいらっしゃると思いますが、今日は一連の流れにもう一歩踏み込んだ話。

 

私は毎日、ほうきを使う生活をしていますが、「ほうき」1つ取っても、それはそれはいろんな種類があり、ホコリを取るだけのハンディタイプのほうきに、ちょっとだけ大きくなったほうき、短柄のほうきに長柄のほうき、座敷ほうきに棕櫚のほうき、などなど。

 

値段も、100円ショップのものから、職人さんが作った何万円もするものまで、それはそれはいろいろあり、それだけ種類があれば、当たり前ですが、どれを使うか悩みます。

 

それで、以前にも書きましたが、悩みに悩んだ末、短柄の棕櫚のほうきと、長柄の座敷ほうき、学校でよく使われている自在ほうき、に絞りました。

 

毎日の掃除には、長柄の座敷ほうきを使っていて、短柄の棕櫚ほうきと自在ほうきは、あまり出番がありません。

 

でも、床の、ちょっとしたゴミや、糸くずを取るときは短柄の棕櫚ほうきを、クローゼットの中を掃除したときには自在ほうきを、とそこは使い分けています。

 

毎日使っていると、あれもこれもと欲しくなるのが人間の欲なのかもしれませんが、使い分けるのも、その3種類で十分です。

 

雑巾も、いろんな種類や、用途別にいろいろ売っていて、本当に迷いますが、私自身は、用途別に道具はいらないかなぁと思っています。

 

なので、古タオルを縫わずにそのままで使っています。

 

雑巾型に縫ってしまうと、乾きも悪く、拭き取る面も小さくなり、タオルの大きさそのままで使ったほうが、乾きも早く、拭き取る面も大きく使えるのでいいかなぁと、そのままの状態で使っています。

 

ただ使い古しているとはいえ、普通のタオルと区別がつかないので、右の隅っこに雑巾の「ぞ」と油性ペンで書いています。

 

その雑巾で、ありとあらゆるところを掃除して回っています。

 

それで、薄くなったら、新しいものと交換します。

 

 

お店には、本当にいろんな種類の洗剤や掃除道具が売っていて、見ていたらあれもこれも欲しくなるし、いるのかなぁなんて気分にもなります。

 

でも実際は、掃除するにしても、ほうきとちりとりと雑巾が1つずつあれば出来るし、洗剤も、いろいろなくても、極端な話、固形石けん1つあれば、どこだって何だって洗えたりしまいます。

 

そんなにいらないのです。

 

用途に合わせた洗剤をいろいろ買い揃えるよりも、厳選したもので、できればマルチに使えるものを長く使ったほうが、モノも増えずにいいと思います。