始末のいいくらし。

日々の暮らしをていねいに、を目標に、日々の暮らしについてを書いていきます。

大事なものって何だろう。

ここのところ、忙しかったのもあり、久しぶりに欲しい!と思ったものに出会い、そこでネットサーフィンのはじまりはじまり。

 

2時間ぐらいは見ていたでしょうか。

 

結局、欲しい!と思ったものも、金額と使用頻度を考えると見合わなかったので、見送ることにしました。

 

何より、実物を見る機会がなかったので、買うのが怖くなったというか。

 

クローゼットの中身も、去年の今頃から比べたら随分と減り、服選びに迷うこともなくなって、自分で着たいと思うものしかなくなったので、いろんな意味で精鋭部隊だけが残る形となりました。

 

それで、そうなって何が良くなったかというと、一番は時間の短縮です。

 

迷わなくなった、ということはそれだけ時間の短縮になったということ。

 

その分の時間を、別のことに使えるようになったのです。

 

片づけをはじめて1年、大事なものって何だろうと考える機会が、幾度となくこれまでもありましたが、今の私にとって大事なものは、家族が一番で、健康であることはさておき、モノでもなく服でもなく、どう考えても時間だなぁと思います。

 

時間は誰にでも平等で、増やすことも、減らすこともできませんが、今は今しかないので、今を大事にすることは人生にとっても大切なことなんじゃないかと。

 

それで、自分にとっての濃密な時間は、自分でしか作ることが出来ないのも事実で、そのためには自分を時間軸にしておくように仕向けることが大切なのではと、片づけが進むごとに思いました。

 

片づける前は、モノが主体で、自分よりもモノを時間軸にして考えることのほうが多かったです。

 

それを多く手放すことで、自分を大切にする時間が増えました。

 

人それぞれ、考え方もさまざまで、私はモノに囲まれて過ごしたいという人も、きっとたくさんいると思います。

 

でも、必要なモノだけにすると、囲まれずに隙間ができて、そこの部分が何とも言えず心地良くて、それは片づけないとわからない領域で、また違った世界が見られるようになるんです。

 

文章では説明しにくいところですが。

 

自分自身に時間を使えるようになるというのは、モノが少なくなると現れます。

 

ぜひ、そういう感覚を味わってみたい、と思ったなら、身近なものからでも片づけてみてください。