始末のいいくらし。

日々の暮らしをていねいに、を目標に、日々の暮らしについてを書いていきます。

スポンジのこだわり。

昨日から引き続き、食器洗いの話。

 

食器洗いが苦手なことは、昨日書きましたが、嫌いは嫌いなりに、少しでも好きに近づくよう、努力するようにしています。

 

まずは洗剤から。

 

結婚したての頃は、キッチン用固形石けんを使っていました。

 

結婚する前、実家には粗品でもらった食器洗い用洗剤が山のようにあり、それで食器を洗うたびに、その洗剤についているニオイがダメで、自分で使うときにはニオイのないものを、と思っていたので、固形石けんにたどり着きました。

 

固形石けんをスポンジにこすり付けて、食器を洗うわけですが、油汚れが落ちにくくて、どうにも苦労した覚えがあります。

 

新聞を小さく切ったもので(その頃から愛用)、まずは油汚れをこそげとって、それから洗うという作業だったのですが、新聞のゴミが多くて、それも悩みの種に。

 

それでも、ずいぶん長い間、固形石けんは使い続けていました。

 

でも、ゴミが大量に出るのと、すすぐ水の量が多いのがイヤで、それで、その後はエコバを使ったり、キュキュッとになったり、ジョイになったりしましたが、今はマジカ速乾を使っています。

 

もちろんひどい油汚れは、サッサと新聞で拭き取る作業は今でもしていますが。

 

そう、食器洗いに大切なのは、洗剤ではなくて、スポンジの質だったことに気がついたのです!

 

最初は私も、母が持たせてくれた、「粗品」の熨斗紙がついたネットつきのスポンジから始まったのですが、多分、スポンジなんてどれを使っても同じ、と思っている人も多いと思います。

 

粗品のスポンジがなくなった後、100円ショップで6個入りのスポンジを買ってきて使っていたのですが、1週間も経たないうちにボロボロになってしまい、1ヶ月も経たないうちに買い換えることになったので、思い切って、ホームセンターで売っている、中でも高級なスポンジに手を出してみることにしました。

 

とはいえ、1個100円を少しオーバーするくらいのスポンジです。

 

その頃、ある新聞記事にこのスポンジを取り上げているものがあり、愛用者も多い、ということで、このスポンジにすることにしました。

 

キクロンです。

 

買って帰って、早速開けて使ってみると、今までに持ったことのない弾力と、今まで感じたことのない泡持ち感。

 

それに感動してしまいました。

 

それからずっと、キクロンを使い続けています。

 

セルロースの、値段の高いスポンジもあるのですが、それよりもキクロンのほうが、私には使いやすかったです。

 

このスポンジの一件で、道具にこだわったほうがいいことを身をもって感じました。