食料品の買い過ぎを防ぐために。
食品ロスをしたことがない、という人は、いったいどれくらいいるでしょう。
冷蔵庫や冷凍庫に入れっぱなしになっていて、とてもじゃないけど食べられたもんじゃない、というくらいまで放置して、そういう状態になったら捨てる、という人もたくさんいると思います。
私もその1人です。
でも、去年の春からモノを減らすようになって、在庫を持つことについても、いろいろ考えました。
地震があって、余計に。
でもきっと、たとえ使うものの在庫であっても、そのモノが占領している場所は、安全とは言えなくなるのではないか、とか。
食品の在庫もそうで、調味料の在庫ですら、そこが地震で壊れたり、物が落ちてグチャグチャになったりしたら、結局使い物にならない上に、片づける手間も増えてしまう。
それならやっぱり、せめて1つずつの在庫で充分なのでは。
そう思って、今ではしょうゆや砂糖、みりんなど、しょっちゅう使う調味料の在庫は1つずつ、使用頻度が少ない調味料については、なくなりそうな時に買ってくる、というふうに決めました。
それで、生鮮食品については、買ってきたものは冷蔵状態で食べきることにしています。
冷凍のお世話にはなりません。
どうしてかと言うと、せっかくのおいしい状態のものを家庭で凍らせてしまうと、どうしても霜が付いたりしておいしくなくなるからです。
冷凍庫のに入れるのは、冷凍食品のみ、と決めています。
お弁当も、冷凍食品のお世話にはなっていないので、わが家の冷凍庫にはほとんど何も入っていません。
冷凍庫を当てにしていた時は、お肉やらお魚やらを一度にやたらと買いこんで、ラップに包みなおしたり、フリーザー専用のタッパーに詰め替えたりして、引き出しが開け難いくらいパンパンに詰めていましたが、ラップももったいないし、タッパーに詰める時間もまたもったいないことに気づいて、それからは生の状態で食べきれるだけのものを買ってくるようにしています。
そうすると、自然と食品ロスもなくなり、全部使い切ってから買い物に行くようになりました。
買い物に行くと、無駄なものをついつい買ってしまうことも多々ありますが、そもそも買い物自体に行かないので、そういう心配もありません。
チラシは見るけど、見てるだけ、のことが多いです。
お金も時間も、得した気分です。