迷わない生活。
昔は物持ちで、クローゼットはパンパン、靴は靴箱に入りきらず、買ってきた靴の箱のまま靴箱の上に積み重ねて、それでも収まりきらず、クローゼットの下にも入れて、体は1つなのに、1日2回着替えたとしても、それでも余るくらいの服と靴を持っていました。
バッグもしかり。
子供が小さいときは小さいときで、出かけられないストレスから、お金もないのに服や靴やらバッグやらを買いこんで、いつか出かけるときを夢見ていました。
結局、日の目を浴びることのないものがどれだけあったか。
それが何だか、急に嫌になって、物を絞るようになったのもつい最近。
死が近いのかと錯覚してしまうくらい、物への執着がなくなりました。
服も靴もバッグも、どんどんなくなって、今では何を着ようかと迷うことが全くなくなりました。
服や靴やバッグに限らず、生活が思いきりスッキリした分、どんなものにおいてもどうしようかと迷うことがなくなりました。
本当はずっと、迷わない生活が憧れだったんじゃないかと、振り返れば思います。
今が一番、毎日が心地いいです。
無駄にイライラして神経をすり減らすこともなくなりました。
迷わないっていいですよ。
一度体験したら、やめられないです。