始末のいいくらし。

日々の暮らしをていねいに、を目標に、日々の暮らしについてを書いていきます。

お気に入りを見つけること。

1年以上かけて、物を減らしてきたおかげで、自分の中で「定番」がそろってきたような気がします。

 

例えば、靴。

 

昔は、デザインが良ければ何でもかんでも、よく試し履きもせず買っていました。

 

それで、行く末としては、結局たいして履くこともなく、デザインだけが古臭くなって、そのまま靴箱で放置、というのがパターンでした。

 

出かけることも、最近では少なくなったので、そんなに数多くの靴がいらないこともありますが、普段履く靴は、私は1足、2足で十分です。

 

慶弔用の靴は別として、この間の冬は、1足だけで過ごしました。

 

ムートンのブーツも持っているのですが、結局一度も履かずじまい。

 

今年の冬、履くことがなかったら、処分しようと思っています。

 

1足だけでは足にも靴にもよくない、とは言いますが、私のように1日中出かけるのがまれだと、足が痛むことも、靴が傷むことも少ないです。

 

なので、1足でもやっていけます。

 

どこに行くにも同じ靴だったので、1年で履きつぶしました。

 

久しぶりに、靴を履きつぶれるまで履いたので、何ともいえぬ達成感を味わえたのと、靴の寿命を全うできた喜びがありました。

 

物を減らすというのは、こういうことを味わえる瞬間がやってくるところを体験できることかもしれません。

 

服にしてもかばんにしても、常にこういう瞬間を味わえる状態にいたいと、いつも思います。

 

使い切るぞ。